履歴書の書き方③ 職務経歴書(中途向け)

📄 履歴書の書き方③職務経歴書(中途向け)

中途採用において、職務経歴書は必ず提出を求められる書類です。
ここでは応募者を大きく2パターンに分けて考えてみましょう。


👨‍💻 1.ゲーム業界経験者の場合

これまで関わった ゲーム開発タイトル従事した年数、そして 具体的な役割 を簡潔に書きましょう。

  • 「◯◯タイトル(2年間):バトルシステムの仕様実装を担当」
  • 「△△タイトル(1年間):UI設計・データ管理を担当」

といった具合で、誰が読んでも理解できるレベルの表現にとどめることが重要です。

⚠️ 専門用語を多用しすぎるのは危険です。
読み手は必ずしも専門知識のある方とは限りません。
「理解できない書き方をする人」というマイナス評価につながるので注意してください。

また、たまにタイトル名を伏せて記載する方もいますが、記載して問題ありません。
リスク回避の観点でそうしていると思いますが、こういった書類は機密情報として扱われるので記載してよいです。


📝 2.ゲーム業界未経験者の場合

ゲーム開発タイトルは無くても大丈夫です。
過去の職務内容を「分かりやすく」伝えることが評価されます。

  • 営業経験 → 「法人向けに新規開拓営業を担当し、年間契約20件を獲得」
  • ITエンジニア経験 → 「JavaでWebアプリ開発を担当」

このくらいの2〜3行で十分です。大事なのは「何をやってきたか」がシンプルに伝わることです。


🤝 エージェント活用について

もし「職務経歴書の中身に不安がある」という方は、転職エージェントの利用を検討してみてください。

  • キャリアに自信がある → 直接応募でも十分。
  • 不安がある → エージェントのサポートを受けた方が安心。

エージェントを介すと紹介料金が発生するので企業側の負担は増えます。
ですが「信頼感」や「フォロー体制」というメリットがあるのも事実です。

私自身も試しに利用してみましたが、イメージよりもずっと良質なサポートがありました。
もし「エージェントは使えないんじゃ…」と思っている人がいたら、偏見は捨てても良いかもしれません。


✅ まとめ

  • 経験者 → 関わったタイトル・年数・役割を簡潔に。専門用語は避ける。
  • 未経験者 → ゲーム以外の仕事でも「何をしてきたか」を2〜3行で書けばOK。
  • 不安がある場合 → 転職エージェントを活用するのも有効。

職務経歴書は「分かりやすさ」が命です。
面接で補足すればいい部分まで盛り込もうとせず、シンプルかつ誠実にまとめましょう。


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