🪞 自己分析
人生単位で必要なこと、それが 自己分析 です。
意外とないがしろにされたり、「なんか面倒だな」と敬遠されがちですが…実はめちゃくちゃ大事です。
👀 自己分析って何をするの?
ここで言う自己分析は「自分のことを紙にまとめて整理する」だけでは終わりません。
自分の自己像と、他人から見える自分の像がどこまで合致しているか まで確認して、ようやく完了です。
多くの人がやらないのは、この「他人から見られる自分の解像度」を知る行為。
- 怖くて他人に聞けないのか
- あるいは自信があるからそもそも聞かないのか
理由は人それぞれでしょう。
でも、自信があるなら答え合わせすればいいし、怖いならますます早くやるべきです。
本当に怖いのは、他人からの見え方を知らずに、勘違いした自己像を押し通してしまうこと。
これを強い言葉で言えば、”痛い人” になる可能性さえあるということです。
💼 就活でも社会人でも武器になる
自己分析は就活だけの話ではありません。
会社に入ってからも、これが出来ていない人はずっと苦労します。
- 面接で自分の強みを的確に伝えられない
- 配属後に「思っていた役割と違う」と感じてミスマッチになる
- 人間関係で誤解を生みやすい
こうした問題は、ほとんどが「自己分析不足」に原因があります。
だからこそ、今のうちからやっておくことが重要です。
✍️ 自己分析のやり方
方法はたくさんあります。
私もこれまで色々試してきました。
- 本に書いてあるワークシートを実践する
- サイトに載っているチェックリストを試す
- 質問に答えて深掘りする
など色々ありますが、個人的に「これは良かった」と思えたのは、専門学校時代に心理学の講師に教わったやり方です。
- 自分で「自分はこういう人間だ」と思うことを、簡単な用紙に1時間ほどで書き出す
- それをクラスメンバー全員からも書いてもらう
- 最後にそれを見せ合う
シンプルですが、自分の自己像と他人からの評価の一致度が、そのまま自己解像度の精度になります。
「意外と他人からはこう見えてるのか!」という発見も多く、とても有意義でした。
もちろん30歳を超えて同じことをするのは少し恥ずかしいかもしれませんが、学生のうちに仲の良い友達とやる のはおすすめです。
💡 追加の工夫ポイント
- エピソードを伴わせる
「私はまとめることが得意です」ではなく「アルバイトで○○の場面で場をまとめた経験があるので、自分ではそう思っています」のように裏付けを付けましょう(その先の面接で話しやすい癖をつける)。 - ネガティブ要素も整理する
「緊張しやすい」「大雑把」など弱みも書き出してください。克服しようとしている過程もアピール材料になります。 - 第三者にフィードバックをもらう
友人・先輩・先生など、身近な人に「自分ってどんな人?」とシンプルに聞くだけでも十分役立ちます。
✅ まとめ
- 自己分析は 自分の見え方と他人からの見え方をすり合わせる作業
- 就活だけでなく、社会人になってからの武器にもなる
- 学生のうちに仲間と一緒にやってみるのがおすすめ
痛い人にならないためにも、今からしっかり取り組んでみましょう。
🔗 5章の他の項目について知る
📖 次章へ進む
👉 6章:面接対策