🎤 1次面接
1次面接に出てくる面接官は、会社規模にもよりますが 現場のリーダークラス であることが多いです。
そして言うまでもなく、この面接が 最も通過率が低い のが通例です。
ただ最初にお伝えしたいのは――
「あなたは書類を通過した選ばれし人」 だということ。
まずはその事実に自信を持ってください。
企業目線では、
「お、いい人かも。1度話を聞いてみたいな」
という段階です。つまり確認作業なのです。
❌ どういう人が落ちるのか?
ここを認識すること・押さえるのが大事です。
1次面接は言うなれば「マッチングアプリでマッチング後に初めて会う場」。
その後「もう一度会いたい」と思ってもらえるような対話を心がけましょう。
🗣️ 話し方の基本
- 結論から話す → 短い補足を入れる
 これは徹底してください。
例:
「大学時代に打ち込んだことは?」
→「サークル活動です。4年間所属し、2年の時にキャプテンを務めました。」
補足が欲しければ面接官が聞き返してくれます。
逆に、余計な情報を詰め込むと整理されていない印象を与えてしまいます。
ただし、上質な返答を狙うなら:
→「サークル活動です。初めてのサークルでしたが、人を増やしたくて2年の時に率先して勧誘し、キャプテンを務めました。」
このように人柄や背景が垣間見える答え方まで出来ると理想ですね。
👔 外見・態度での加点ポイント
- 清潔感
- 理路整然とした話し方
- 明るさ
ゲーム業界では、これらが「加点」となります。
(他業界なら当たり前ですが、意外と欠けている応募者は多いです。)
私服面接OKな会社も多いですが、ヨレヨレの服は当然NG。
スーツは必須ではありませんが、奇抜すぎる個性アピールはリスクです。
髪色で落とされることはありません。(と、人事は言います)
ただ、例えば金髪・赤色のまま行く理由を説明できますか?
良い返しができないなら、その時点でマイナスです。
挑戦は悪ではありませんが、最初の面接で賭けに出る必要はありません。
💬 会話が盛り上がったのに落ちる理由
面接は 会話が盛り上がれば基本通過 と捉えても良いでしょう。
ただし「盛り上がったつもり」で落ちるケースはあります。
私自身の例ですが、落ちた理由を内部の人に聞いたところ
「愛社精神が見えなかった」
と言われました。
つまり「また数年後に別の会社に行くのでは?」と感じられたのです。(※4度目の転職)
こうした観点は事前に防ぐことが可能です。
盛り上がったのに落ちた場合は、必ず振り返りをして仮説を立てましょう。
「もしかしたらこういう部分が弱かったかもしれない」と仮説をプールしておくだけで、次回の精度が上がります。
📝 面接の流れ
- 自己紹介(2〜3分:経歴+志望動機)
- 質疑応答(盛り上げ重視)
- 逆質問(会社に対しての質問)
❓ 逆質問の攻略法
面接の最後にほぼ必ず「何か質問はありますか?」と聞かれます。
「いえ、ありません」は原則NGです。
ただし、HPに載っているような質問は減点対象。
そこで狙うのは 書かれていない“リアルな情報” です。
例:
- 「新卒でリーダーやディレクターになる方は、平均何年目くらいでしょうか?」
- 「新しいゲーム企画の募集は社内で行われるのでしょうか?」
- 「現場で一番大変だったエピソードは何でしょうか?」
これらは「本当に会社に興味がある」と伝わる質問です。
少しの工夫で、差は大きく開きます。
✅ まとめ
- あなたは「選ばれし人」。自信を持つこと。
- 清潔感・明るさ・理路整然さはゲーム業界では加点要素。
- 会話は“もう一度会いたい”と思わせられるかが基準。
- 落ちた時には「なぜ?」を仮説で振り返る。
- 逆質問はHPに載っていない“リアル”を引き出すこと。
これが1次面接の攻略法です。