SPIテスト

📝 SPIテスト

会社によっては、応募のタイミングで SPIテスト が課されることがあります。

SPIとは、リクルートマネジメントソリューションズが開発した、企業の採用選考で広く利用される適性検査です。
能力検査(言語・非言語)と性格検査で構成され、応募者の基礎能力や人柄、適性を把握するために行われます。
受検方法はテストセンター、WEBテスティング、ペーパーテスティング、インハウスCBTなどがあり、企業はSPIの結果を基に合否判定や入社後の配属先決定に活用します。


📚 SPIってどんなテスト?

実際やったことがある方なら分かると思いますが、簡単に言えば 基礎学力テスト です。

  • 文章を読み取る力はある?
  • 数字を理解できる?
  • 簡単な計算はできる?

こんなことを確認されているイメージです。


❓ SPIで落ちることはあるのか?

ここは正直、はっきりしたことは言えません。
私自身、SPIを受けた会社で「SPIのせいで落ちた」と感じた経験はありません。多くは 面接+SPI のセットで、そのどちらで不合格になったかを切り分けるのは難しいからです。

ただ、人事の方から直接聞いた言葉で印象的なものがあります。

「SPIがヤバかったら、さすがに考える」

つまり「最低限の基準値」があるのは事実でしょう。
普通に取り組んでいればクリアできるものの、あまりに低い結果だとマイナス評価になり得る、という理解で良いと思います。


🎯 対策は必要か?

新卒の場合は、中途採用以上にSPIが重視されるケースもあります。
だからこそ 対策しておくに越したことはない です。

  • 書店(ブックオフなど)やメルカリで参考書を入手できる
  • 問題集を1冊やり込むだけでも十分に効果がある

正直、5章で扱うテーマの中では 優先度は低め かもしれません。
ですが、それは「基礎学力が一定ある人」にとっての話。

もし自分の学力に不安があるのであれば、むしろ優先度を上げて準備した方が安心です。


💡 ポイントまとめ

  • SPIは 基礎力チェック の位置づけ
  • 「致命的に低い点数」でなければ落ちに直結する可能性は低い
  • ただし、新卒は特に基準を見られることもあるので油断しない
  • 参考書での対策は簡単にできる。特に苦手分野があれば補強しておく

🔗 5章の他の項目を知る


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👉 6章:面接対策