スケジュール管理の手法論

私は “スマホ・携帯の電池理論というスケジュール管理の持論” を持っています。
それを今日シェアしたいと思います。

前提、人という生き物は忘れる生き物です。

明日、10時に駅集合な!と言っても
「悪い!10時30分になるわ!」
と、さも当然のように遅刻する人もいるわけです。

ちなみに私はまったくもって遅刻をしない人間なので、数分ならまだしも遅刻という行為は理解は出来るが共感は出来ません。

ゲーム開発も同じなんです。

今月中に締め切り、というスケジュールを引いたとしても、守られません。

1番ひどいケースだけでいうと、締め切り当日に

「すみません、まったく着手していません」

こうなるケース。

一応断言しますが、やらないヤツが100%悪いです。

でも、あなたがもしプロジェクトマネージャーの立場であったり、一緒に仕事をして作っているゲームを成功に導きたい立場であるなら、歩み寄るほかありません。

少なからずプランナーなら、そこに歩み寄れないなら威張るだけ・正論だけをいうおじさんになります。
プランナー以外の職なら、プランナーやプロジェクトマネージャー、ディレクターを詰める(相談する)が先かもしれません。

それはさておき、ここで電池理論に戻ります。

仕事を振る時のスケジュール進行の相談をするみたいな当たり前の話は飛ばしますが、それを経た後をイメージする際に、この理論は使います。

スマホの電池、残り85%とある時、あなたはどう思いますか?

まだ全然あるな

あー充電しなきゃ

人それぞれ感じることはあるでしょう。

でも残り30%くらいになったらどうでしょうか?

流石に焦りませんか?

この感覚を持って、適切に確認してほしいというだけの理論です。

追加で言うなら、%に応じた危機感が高ければ高いほど、あなたはプロジェクト管理、マネージングに向いている人だと思います。

充電しようと思ったタイミング、それが必要なリマインド・確認タイミングです。

私は80%、50%、25%、10%で確認します。

この刻み方で確認すると「言い逃れ」が出来ません。

言葉は悪いですが、仕事を完遂するにあたってズレがない状態になります。

ズレた瞬間「なんで?」が精度高く聞き出せますし、別にみんなプロジェクトの足を引っ張りたいわけではない(はず)ので、その後のカバープランも相談できます。

スケジュールの終わりを調整するのか、残業してもらうのか、内容を見直すのか、ヘルプをつけるのか。

これをまず最小単位でやります。

そうしていくとですね「人」が見えてきます。

人が見えてくると「この人は遅刻しない人だ」「この人は遅刻常習犯だ」みたいなのが判ってくるので、そこまで見えたら人に合わせた対応にシフトします。

私の手法はマイクロマネジメントスタートの、手を適切に抜く手法です。

最初からみんな手を抜きすぎなんですよね、どんな作業・仕事でもまずは細部まで理解した後じゃないと手は抜けないですよ。

仕事と趣味、もう混合した生活しているので私と連絡取る人はわかるんですけど
先のスケジュール組んだ遊びの予定とか、めっちゃリマインドしますw

年齢も上がってくると関わる人が忙しくなるので、リマインドしとかないと予約もそうですし、忙しい人のスケジュールは押さえられないですからね。その人と会いたい・遊びたいのなら必然のムーブでもあります。

逆にリマインドしないやつもあるんですけど、それは別に流れてもいいや的なスタンスのときで、仕事も似たようなモノです。
究極落ちてもいい話とかまでは過保護になりません。

ちょっと脱線しましたが、自分のスマホ電池感覚でリマインドする癖をつけたらいいよー。という話を部下にした時、結構刺さってくれて明確に動きが変わったので、もしかしたらこれは通じやすい理論なのかもなぁということでシェアしました。

ではでは。

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